安定の象徴とみられることが多い公務員。しかし、実際は人手不足や、業務効率化が進んでいないことから、激務である場合もあります。公務員を退職しようか悩んでいる方へ、筆者が公務員を経験して感じたメリット・デメリットを紹介します。
- 公務員のメリット
- 社会的信用
- 倒産・リストラの心配がない
- 公務員のデメリット
- 柔軟性が低い
- 不毛な仕事が多い
社会的信用
公務員は法律によって身分が保障されており、社会的な信用は今でも抜群です。
ローンやクレジットの審査も通りやすいです。
ただこれはあなた自身に対する信用ではなく、公務員という立場に対する信用です。
倒産・リストラの心配がない
新型コロナウイルス感染症の影響で業績悪化を受けた企業はたくさんありました。なかには倒産してしまった企業もあったと思います。
こうした不測の事態に対しても、公務員という職は強く、職を失うことはありません。
柔軟性が低い
よく言われますが保守的というレベルではありません。変化する気がないといわれても仕方ないと思います。
IT化!というのももう何年も掲げていますが、いまだに出勤管理を毎朝出勤簿にハンコをおすことでおこなっているのはなぜなのでしょうか?本気でIT化に取り組む気があるのでしょうか?
旧態依然とした体質がこれから先変わっていくとは思えません。
不毛な仕事が多い
筆者が特に無駄だと思うのは謎の文書作成方法です。数字が一桁だと全角、二桁以上だと半角といった(例:令和3年2月22日)謎の決まりがあります。
統一するのはいいのですが、組織の内部だけで回覧するような資料に対しても無駄に様式を要求してくるのはなんなんですかね?
正直無駄な事務量としか思えません。
まとめ
公務員という身分は安定していますが、文字のごとく「安く定まる」可能性があります。
またIT化をはじめとした社会の変化に対応できなくなるかもしれません。
そうした状況の中、生産性のない仕事を続けるのがつらい人にとっては、価値観の合わない仕事となるでしょう。